身体にやさしい真綿ふとん

今、健康維持や増進に役立つ寝具として真綿ふとん（シルクふとん）が注目されています。

真綿ふとんは、掛けふとんに求められる保温性、吸湿性、放湿性、フィット感、軽さなど、基本的な性能を満たしているだけでなく、身体にやさしい天然素材なので赤ちゃんからご高齢の方、アトピーで悩まれている方にもお勧めのおふとんです。

肌にしっとり、なめらかな感触は格別です。さらっと快適で四季を通じてご利用いただけます。

蚕が吐き出す糸の細さはなんと髪の毛の20分の1。他の天然繊維よりも細く、絹で織りあげられた生地はドレープ性に優れます。おふとんにすると、身体にそってくれるため肩口から外の空気が入りにくく身体を冷えから守ってくれます。

繭はぐるりと1本の繊維でできていて一粒約1500mの長繊維。

とても丈夫で切れにくいので、ほこりが出にくく、喘息やアレルギー体質の方にお勧めです。

1.0㎏の真綿ふとんには繭玉約3000個分が使われています。

何百回と手挽き（繭玉から取り出した真綿を手で薄く引き伸ばし広げる作業のこと）を重ねた中わたは、空気をたっぷりと含んだ「天然のエアコン」と呼ばれています。夏は涼しく、冬は暖かい真綿ふとんは快適なおふとんです。

下図は産地による手挽きの回数の違い。同じ重量でも手挽き回数によってボリュームに差が出ます。